責任を取る

今日は責任を取ることについて考えよう。

僕は最近、責任を取ることについてよく考えている。

そして今日、1つの結論を得た。

責任を取るとは、

「自分の力を出し切って、物事を最善の状態に収束させようと努力いつづけること」

なんだと思う。

 

会社で、前自分がいた部署が潰れそうになっている。

会社が独立採算制をとっており、採算が合わず赤字状態だからだ。

そこで、今の部署にいる人達を、他の部署に移さなければならない。

その作業を一人で進めている人がいる。Yさんである。

いろんな部署の人にコンタクトを取り、今の部署の人達を引き取ってもらえるように

お願いに行く。

なかなか大変な作業である。そんなに面白い仕事でもないだろう。

では、なぜそんなことをするのだろうか。

Yさんは、次のように語っていた。

「今の部署では、この仕事をできるやつはオレしかおらん。

これは、オレが一番力を発揮できる仕事なんや。

オレは、戦略的にモノを考えたり出来ないから、上に立つことはできないし、

立ってはいけないと思ってる。

でも、この仕事は、オレが(この部署では)一番うまくやれる。だから、一生懸命やるんや」

 

責任を取るとは、こういうことなんじゃないかな。

自分ができることを、一生懸命やり、その自体を最善の方向に収束させる。

だから、何か大きな仕事をした時に

「お前に責任が取れるのか?」

という問いかけがなされるのだと思う。

お前には、何か誇れる技術や能力があるのか?

そして、失敗した時には、その能力を十分に発揮し、自体を最善の結果で収束させられるのか?

と、問われているのだろう。

 

自分の得意分野、それを見つけていくのがこれからの課題だろうなぁ。