どうすれば日本はもっと良くなるのだろうか。


近年の日本は、本当に機器的な状況に追い込まれていると思います。
日本の借金は1兆円を超えているし、
日本の貯蓄率は、年々低下しています。
日本の家計資産残高は、1694兆円と言われていますが、
その全てが国債に投資されているわけではありません。
一部は、株価や国債が関係ない保険に投資されています。
さらに、日本のGDP成長率は一桁成長であり、
人口だってどんどん減少しています。<参考文献>
時事ドットコム:【図解・行政】「国の借金」の推移
マイナスの家計貯蓄率は何を意味するのか | 読んでナットク経済学「キホンのき」 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
日本の家計資産残高は増加、1694兆円に…日米家計資産推移(2014年Q4分)(最新) - ガベージニュース
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日本が付加価値を創造するのは、圧倒的不利な立場にある上、
借金が返済できる見込みはほぼ0%であるため、
いつデフォルトが起きても、不思議ではない状況になっています。

なぜ、こんなことになってしまったんでしょうか。
その原因の1つに、「努力偏重型」の考えがあると
私は思っています。

「努力偏重型」とは、努力することが
過剰に評価されてしまうことです。
わかりやすいのが、日本の残業です。
上司がいるから帰りづらいといい、不必要に
遅くまで会社に残ったり、
遅くまで働いているだけで、特に結果を残さなくても
許される風潮があります。
最近はだいぶ改善されてきましたが、
この風土は、日本人の文化に刻み込まれていると思います。

私も典型的な「努力偏重型」人間です。
努力をしていると、それが免罪符になり、様々な事が
許されるような気になってくるのです。

この考え方は、非常に危険です。
私は前、「結果にコミットしなければならない」と
ブログに書きました。
努力を余りにも重視し過ぎると、無駄なことを
たくさんしていれば、結果が出なくてもOKという、
全く意味の分からない結論が出てしまいます。
ただ、苦労した気になっておけば、自分に言い訳できるのです。
「あんなに頑張って失敗したんだから、仕方ないよね」と。
これが、日本をダメにしているんだと私は思います。
もっともっと、結果にコミットしていかないとダメなんだと思います。

これは、私のナンパにも当てはまっています。
ほんとは、ナンパなんてしたくないんです。
しんどくて、辛いだけです。
では、なぜそんなことをするのか?
自分への言い訳がほしいのです。
きちんと頑張っているという、言い訳が必要なのです。
そんな気持ちだから、結果が全く出ないし、
学ぶことも少ないのです。
学ぶことが少ないということは、その体験から
付加価値を創造できていません。
付加価値の累計=GDPですので、これは日本全体にも
当てはまることなのです。
もっともっと、結果を、目的を意識しなければ、
時間の無駄になってしまうのです。

スティーブ・ジョブズは、
かの有名なスタンフォード大学のスピーチで言いました。
「ハングリーであれ。愚か者であれ」 ジョブズ氏スピーチ全訳 :日本経済新聞
以下引用-------
私は17歳のときに「毎日をそれが人生最後の一日だと思って生きれば、
その通りになる」という言葉にどこかで出合ったのです。
それは印象に残る言葉で、その日を境に33年間、
私は毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしているのです。
「もし今日が最後の日だとしても、
今からやろうとしていたことをするだろうか」と。
「違う」という答えが何日も続くようなら、
ちょっと生き方を見直せということです。

              • 引用ここまで

自分への言い訳を目的にしている人は、
おそらく今日が最後の日でも、努力を続けるでしょう。
それではダメなんです。
目的をしっかり意識する。
それが、本当に大切なのです。
それを意識し続けることが、きっと幸せな未来に繋がっていくのです。