恥ずかしいってなに?

最近、分からなくなったことがある。
考えれば考えるほど、分からなくなっていく。
「恥ずかしい」ってなんだ?
悲しみとか怒りとか恐怖ってゆうのはわかる。
でも、「恥ずかしい」ってなんなんだろう。

悲しみ、怒り、恐怖は自分が一人だけの時でも発生する。
でも、恥ずかしいは、自分一人だけでは発生しない。
他社との関係の中で出てくる感情である。
そして、同じ行為でも、恥ずかしい場合とそうでない場合がある。
良く「スベる」とう言葉を芸人の人は使う。
これはおそらく、「上滑る」の略だと思う。
相手を笑わそうとしたのに笑わず、空気が重くなるような
状態のことだ。
スベったとしても、仲の良い友達の前だと特に恥ずかしくない。
だけど、全く知らない人達の前だと、恥ずかしさを感じる。
また、教育や文化の違いが影響することもある。
日本人とアメリカ人では、恥ずかしいと思うことが違うはずだ。

様々な感情が人間には存在するが、
「恥ずかしい」だけは、後天的に獲得される感情である。
子どもや赤ちゃんは、ほとんど恥ずかしがることはない。
だから思うのだ。
恥ずかしいという感情は、ほんとうに必要な感情なのか?と。
この感情は、なくてもいいんじゃないのか?

今考えているのは、恥ずかしいとは嫌われたくないという気持ちが
引き起こしているのではないか?ということだ。
恥ずかしいと感じる出来事があった場合、
嫌われたくない人がいたほうが、より恥ずかしさを強く感じる。
「恥ずかしさ」は、人間を集団行動にするために必要なものと
いうことなのだろうか。

もう少し、ちゃんと考えて見る必要がある。