自信がない状態は、失敗を受け入れられなくなっているということだ。
僕は昔から自分に自身がなく、今でも自分のことをあまり信じられない。
どうせ、やっても失敗するだろう。
なんだか、成功する気がしないな。
ほら、やっぱり失敗したよ。
これって、よく考えると、失敗することを受け入れないために、
自分のことを拒絶しているのだと気付いた。
自信を持つと、結果に対してコミットメントする必要が出てくる。
ただ、自信がなく、失敗するかもという雰囲気を出しておけば、
失敗したとしても、
やっぱりね。言ってたとおりでしょ?
と言い訳することができ、自分の自尊心を守ることができる。
でも、これって、とても効率の悪いことだ。
わざわざエネルギーを使って、失敗を受け入れないようにしているのだから。
こんなエネルギーを使わずに受け入れてしまえば、
自信がどんどんついていくはずだ。
じゃあ、どうすれば失敗を受け入れられるようになるんだろう。
その答えは、PDCAサイクルを回すことだと思う。
まず、仮説に基づいた行動を行う必要がある。
仮説に基づいた行動だと、結果に対して、必ずフィードバックが返ってくる。
そのフィードバックに基づいて次の仮設を立て行動すれば、
またフィードバックが返ってきて・・・
というように、どんどん次の行動を論理的に決定することができる。
これが大切なのだ。
人は、「分からない」とき、最も不安になるいきものだ。
どうすればよいか、分からない。
失敗すると、そんな状態に陥ることがよくある。
あー、失敗してしまった。なんでなんだろう。分かんないなぁ。
やっぱり、自分には才能がないのかなぁ。
となって、自尊心を傷つける。
だから、失敗を受け入れられないんだ。
論理的にすべてを決めていければ、自尊心を傷つけなくてすむ。
間違っていたのは、仮説だと考えられるからだ。
しかも、どんどん自分の中にフィードバックが溜まっていく。
そうなれば、確実に自信がついてくるだろうし、
失敗を受け入れられるようになっていくはずだ。
PDCAサイクルを回す。
それに集中すると、きっと自信がついていくんだと思う。